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| 書籍情報 |
| ハワイアン篆刻 |
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| 湘南茅ヶ崎の風の中で生まれ、“書とハワイをこよなく愛する書道家”菅野惠然によって誕生した「ハワイアン篆刻」。伝統にとらわれない自由な心で、自分の好きな... |
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| 茶陶のいろは |
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神戸にいる伯母から電話が掛かってきた。 「茶碗と銘々皿を作ってもらえないかしら? 茶碗はひすいとくるみ用に2つ。」
伯母はお茶の先生をしている。 茶碗は孫へのプレゼントらしい。 これからお茶を始めるという時に 先生である祖母から茶碗が贈られるなんて・・・ 想像しただけでこちらまで温かい気持ちになる。 そんな茶碗を作らせていただく。 とても嬉しいお仕事です。
「それで、いつまでに作ればいいですか?」 「初釜で使いたいの。」 はっ、初釜っ!?間に合わない!・・・かもしれない? 「とにかくやってみます。またご連絡します。」
・・・・・
茶陶。 陶芸をやっている限り、目の前にそびえ立つ大きな山。 今まではその存在を意識しながらも 踏み込むことができなかった。 きっと今がそのタイミングなんだろう。
まずは、学校でのお茶の授業を思い出してみる。 しかし頭に浮かぶのは 足がしびれて動けなくなった友達の姿や(笑)、 「お菓子をどうぞ」の前にお菓子食べてしまった自分(笑)、など 我ながら笑ってしまうような大失態ばかり。 (ユウコ先生、すみません・・・) 当時の楽しすぎた時間は昨日の事のように思い出せるが、 あまり参考にならず×。
師匠に茶陶のいろはを勉強させていただく。 師「土はこんな感じだから、硅砂を取りに来なさい。 季節的には筒茶碗だけど通年通して使うなら そこまでこだわらなくていいかな。 50個くらい作ればうちの楽窯で焼いてあげるけど?」 ・・・先生、どうしていつもそんなに優しいのですか(涙)
お茶を習っている妹にもアドバイスをもらう。 妹「初心者なら、お茶を点てやすい形がいいかもね。 あとは汚れが付きにくく目立ちにくいものがいいかな。 サイズはこんなもん?」 ・・・我が妹ながら心強いです。
結局、周りの優しい人たちのご好意に支えられ 茶陶の一歩を踏み出すことに。
白、黒、こげ茶、紅色・・・ まずは基本的に地味でシンプルなものを作ろう。 茶碗はいくつか作って、その中から選んでもらおう。 初釜ということでお菓子は「花弁餅(はなびらもち)」だろうから 銘々皿は、あの優しい色とふんわりした質感が映えるよう 黒でシンプルなものにしよう。
ふと自分の水色のデザインが頭に浮かぶ。 私「先生、やっぱり私の水色はお茶に合わないですよね?」 思い切って聞いてみる。 師「やっぱね、渋いのが求められてるからね。」 私「・・・ですよね。」撃沈。(^^;)
しかし作り進めるにつれて どうしても水色の茶碗が作りたくなる。 「よし、作ろう。作ってしまおう。」
陶芸教室の生徒だったとき。 課題が決まっているにも関わらず 密かにアレンジして(違うものとも言う)作っていた自分。 先生は何も言わずに見守っていてくれていた。 変わらない先生の優しさと、 変わらない自分の頑固さを再確認。
なんとか間に合い写真を送る。 そして選ばれたのは、 後ろにぼんやり写っている白い茶碗の方。 案の定、水色は選外(笑)。
・・・・・
そばちょこでコーヒーを出したり、 茶碗にカフェオレを入れたり。 昔からある日本独特の器に 洋のものを入れて出してくれるお店がある。
あえて和食器を使うことで その時間や空間が 普段とはちょっと違ったものに感じられたりする。 長く愛されてきたという安心感からなのか、 器そのものが持っている包容力なのか。 そういう時、日本のものの懐の深さをしみじみと感じる。
この水色茶碗は、カフェオレの方が似合うのかもしれない。 今度お客様がいらした時にお出ししてみよう。
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| 陶芸家:なみじ:wrote at 11:38
| 湘南 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0) |
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この記事へのコメント
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#1 Kaden [URL] 2011.06.20 07:16
This forum needed shiknag up and youve just done that. Great post!
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